利用者部会で福井市に要望書を提出していた
フェニックスプラザのスロープが先日完成しました!!
吉田支部長、青木事務局長、事務局の川端、白崎、
福井支部の利用者部会長山内さんが本日下見に行ってきました!!
行ってきた方の話を聞くと、みんな「立派!」の一言でした!!
しかも、可動式のため分解して収納することもできるそうです。
全国大会の一つの楽しみとしてスロープも見てみてくださいね!!
2012年8月29日水曜日
参加申込状況☆
8月29日(水)17:00の時点で
参加申込数 1712人
目標まであと 288人 です。
お陰様で目標まで300人を切りました!!
しかし、サポートボランティアが
1日目 39人、2日目 3人不足していています。
もちろんサポートボランティア以外のボランティアもまだまだ募集中です。
今大会のテーマにもあるように、たくさんの方々とつながりあって、
きょうされん第35回全国大会 in ふくいをつくりたいと思っています。
特に、関係者の皆さん!! よろしくお願いします!!
参加申込数 1712人
目標まであと 288人 です。
お陰様で目標まで300人を切りました!!
しかし、サポートボランティアが
1日目 39人、2日目 3人不足していています。
もちろんサポートボランティア以外のボランティアもまだまだ募集中です。
今大会のテーマにもあるように、たくさんの方々とつながりあって、
きょうされん第35回全国大会 in ふくいをつくりたいと思っています。
特に、関係者の皆さん!! よろしくお願いします!!
深イイ話し! その④
雨田光弘先生との出会い。そして今大切につながり受け継がれたもの。
本日8月28日いよいよ本日をもって大会1ヶ月前となった。参加組織目標の2000名にあと289名、いよいよ300名を切ってきた。
何としても目標を達成したい。いや何としても達成させなければ! 直接は何もできないけれどそんな想いで少し間は開いた「深イイ話し!その④」を書くことにしました。どうか読んで頂いてお一人でもお二人でも参加申し込みをと心から願います。
さて、「1日目夜の大交流会」は聞くところによるともうすでに満員御礼状態とのこと。
会場の関係でせっかく申し込んで頂いたのに「お断り」をしなければならなくなりました。本当にごめんなさい。
実は「深イイ話し!その③」で書いた「サプライズ?!」の話しは、この「大交流会」でも用意されていました。
決して「その残念なお気持ち」を完全に補うことはできませんが、そっとそのサプライズ。明かします。
今から3年前に地元紙「福井新聞」に投稿された「追悼」の文があります。そのまま書いてみますね。
『「もっと早くから障害のある人たちに出会っていたら良かった。そうすれば僕の音楽家としての人生はもっと豊かなものになっていたのに違いないのに…。」
先生とは1990年に開催した「仲間たちとのコンサート」からお付き合いをさせていただきました。
「グレードが低い。文化には程遠い。」 当時、県の教育委員会や文化関係者までが、そう言い放って後援さえもしてもらえなかった時期に、「ここにこそ本物の文化がある。」と、以来一貫して先頭に立って、演奏は勿論、音楽監督や実行委員長を担ってくださいました。毎年クリスマスの夜には「ハープアンサンブル」の優しい音色をプレゼントしてくださいましたし、アイリッシュハープを背負って東京での障害のある人たちの全国大会に仲間たちと共にステージに立ち、京都で「障害者共同作業所」に対する自治体による補助金カットが不当に行われたと伝えると、すぐさま現地に駆け付け怒りの演奏で関係者を励まされ、またある時には、「ハープはもとより華やかな楽器ではない。路上の道行く人に直接語りかけてこそ本望。」と、12月の寒空の下で「国会請願署名行動」をする私たちと一緒に連帯の演奏をしてくださるのでした。いつも仲間たちのすぐ側に先生とその演奏はありました。「文化と福祉は同じ。だからこそ一緒に行動することが大事。」これもまた氏の口癖でした。我が国のあまりにも貧困で悲しいまでの文化や福祉予算を憂い、いつも怒りと情熱を忘れない青年のような先生でした。』
この先生のお名前は「雨田光示先生」です。皆さんお気づきになりましたか?そうです。今回の福井大会のポスターの原画をプレゼントして頂いた「雨田光弘先生」は、この光示先生の弟さんにあたります。
そしてもう一つ。今回の会場大ホールの外「ホワイエ」中央にある「彫刻」。実はこのお二人のお父様にあたる「雨田光平」先生の作品です。お二人のお父様は彫刻家であり画家でありハープ奏者、京極流箏曲国家無形文化財の箏曲家でもいらっしゃいましたし、福井市の第一番目の市民栄誉賞受賞者でいらっしゃいました。
更にもう一つ驚きの事実を皆様にお教えいたします。「大交流会」で歓迎コンサートの演奏をして頂きます、チェロ奏者、実は光平先生のお孫さん、そして光示先生のご長男、そして光弘先生の甥でいらっしゃって奥様の真由美さんとお二人で演奏して頂くのが、「雨田一孝さん」です。
更に、更に、なんと今大会の大切な記録写真を担当して頂くのはその一孝さんの弟さん、つまり光平先生のお孫さん、そして光示先生のご二男、そして同じく光弘先生の甥でいらっしゃって、写真、映像分野で大活躍されている今話題のAmada Photo Studio「雨田芳明さん」なんです。もう言葉になりません・・・ただただスゴイでしょ!
そして今回、「大交流会」(夜6時~)の開会前に(夕方5時過ぎから)会場大ホールの外にて「サロン(ホワイエ)コンサート」を開催します。
実はここ福井は国産ハープ生産日本一。青山ハープは有名です。そのグランドハープを演奏されるのは「中井昫子さん」です。雨田光示先生を師事されました。フルートの「大橋優子さん」と共に素敵な時間と空間をつくって頂きます。なかなか耳にすることのできないその音色と演奏をどうかたっぷりとお楽しみください。
このサロン(ホワイエ)コンサートはお申し込みなしで、どなたでもお聴きになれますよ。是非!
2012.08.28 きょうされん理事福井支部 具谷裕司
2012年8月28日火曜日
特別企画☆「うまれる」
この度、主に特別企画にご参加の方や分科会に参加されない方々に有意義なお時間をお過ごし頂けます様、大会両日に渡って映画上映会を開催させて頂く事となりました。
今回は29日上映予定の映画「うまれる」をご紹介致します。
映画「うまれる」は、企画・監督・撮影を豪田トモさん、ナレーションをタレントのつるの剛士さんが担当されています。
もしお手元にTOMOをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご覧下さい。どこかに「豪田トモ」さんの名前がありませんか?
正解は表紙の写真、左上にあります。実はこの豪田トモさん、TOMOの表紙にある写真を撮影されている方なのです。そう考えると、私たちと大変馴染みの深い方ですよね。
またタレントのつるの剛士さんは、一時期おバカタレントで大ブレイクされましたが、実生活では家庭を大切にする4人の子を持つ良きパパさんで、まさにこの映画のナレーションには適役だと思います。ちなみに「つるのたけし」は本名らしいですよ。
肝心の映画の内容ですが、この映画には4組のご夫婦が登場されます。
両親の不仲や虐待の経験から親になる事に戸惑う夫婦
出産予定日にわが子を失った夫婦
子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦
完治しない障害(18トリソミー)がある子を育てる夫婦
妊娠・出産のみならず、流産・死産・不妊・障害・「子どもが親を選ぶ」という胎内記憶など、「うまれる」という事を幅広く捉える事で、出産だけでなく、親子関係やパートナーシップ、生きる事そのものをも考え・感じる内容となっています。
詳細は「うまれる」HPをご覧ください。
http://www.umareru.jp/
上映は大会初日、29日(土)の15:30からを予定しております。
より多くの方にご覧頂きたいのですが、会場のスペースや時間の都合上、入場できる人数に制限がございますので、ご希望の方はお早目にお申し込み下さい。
2012年8月27日月曜日
2012年8月24日金曜日
2012年8月22日水曜日
利用者部会☆
本日行われた利用者部会では仲間が
利用者フォーラムの原稿を考えてきて
みんなの前で発表しました。
その上で、訂正しなければいけない部分を、
みんなに訂正してもらい、次回開催される
利用者部会で、正式な原稿を発表することになりました。
2012年8月21日火曜日
2012年8月17日金曜日
参加申込状況☆
皆さん、お盆も明けましてお久しぶりです。
いかがお過ごしでしたでしょうか??
ナカバヤシはとても慌ただしい毎日を送っていました笑
さて、本日付の参加申込状況ですが、
お急ぎ下さい!!お願いします!!
いかがお過ごしでしたでしょうか??
ナカバヤシはとても慌ただしい毎日を送っていました笑
さて、本日付の参加申込状況ですが、
1621人です!!
お申し込みを少しでも考えてらっしゃる皆さん!!お急ぎ下さい!!お願いします!!
2012年8月13日月曜日
2012年8月10日金曜日
2012年8月7日火曜日
深イイ話し!その③
福井大会に準備されてるサプライズ?!
サプライズ。僕も何故か「受ける」のはもちろん「仕掛ける」のも大好きです! 前号の、ポスター(チラシ)の原画 雨田光弘先生との出会いに関するサプライズも
(大会要項、大会会場、大交流会など)大会を通じてきっと見えて来ますよ。
その他にも、企画だけでなくイロイロな場面で幾重にも重なって準備されています。
サプライズですから当然ここで言っちゃいけないのに、黙ってられないこの気持ち!
その他にも、企画だけでなくイロイロな場面で幾重にも重なって準備されています。
サプライズですから当然ここで言っちゃいけないのに、黙ってられないこの気持ち!
加えて二日間の大会を通じてこれらサプライズを着々と企てているのは保育園児からお年寄り?!(プロ含む)まで、更には関係者はもとより文化、スポーツの幅広い人たちも!
次から次へと参加の皆様を驚かせることでしょう。「この機会を通して自分の人生を変えてみたい!」3月から準備の中心になって高校生実行委員会チーム「ほなやる座」を立ち上げた彼はそう言いきりました。
皆様へのサプライズは彼ら企画する一人ひとりの想いと願いに裏打ちされた、間違いなく未来への確信づくりなのだと気づかされました。しっかりと応援したいと思います!
読者の皆様。とりわけ未だ参加を決めかねている皆様。大会企画はもちろん、福井ならではの熱いそして大いなるサプライズ体験を是非とも!
まだ間に合うようです。どうか参加申し込みをお急ぎ下さい!!
注1:サプライズは「驚かす」の意味。
注2:サプライズ企画の一部は当日の天候などで変更になることがあります。
注2:サプライズ企画の一部は当日の天候などで変更になることがあります。
また「サプライズ」とは、受けるご本人の感性度によっても左右されることもあると思います。あわせてご了承くださいますように。)
2012.08.07 きょうされん理事 福井支部 具谷裕司
深イイ話し!その②
「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘氏 原画 タイトル「A」のこと」
~ 第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち ~
日本フィルハーモニー交響楽団のこと
そんなすごいオーケストラですから、そのメンバー、楽団員は超一流の演奏家たちです。雨田光弘さんはもちろん、そうですねぇ~ 、例えばワールドカップを戦うサッカー全日本A代表メンバーといったところでしょうか。全国の幾千、幾万のプレーヤーの中から選出された人たち。当然ですがその個人技は群を抜いています。
ただ一方でご存知のとおりその個人技だけではおそらく一勝も出来ないことは想像が出来ます。それはきっと日本フィルハーモニー交響楽団であっても同じこと。このポスター(チラシ)のモデルは日本フィルハーモニー交響楽団です。個性派ばかりの猫(演奏家)たちです!待ち合わせ時間を気にしているのでしょうか時間ばかり気にしている猫、ちょっとスマシタ猫、不謹慎にも今正に好物の魚をたいらげたばかり猫。等など、それはもう大変ですよ!そこでいよいよ、原画のタイトル「A」のもつ意味は重要です。
CDEFGABCは、ドレミファソラシドです。つまり「A」は、指を折って口ずさんでみてください。はいっ!親指から始めた指は「A」の所で小指が立っていますね。それでは同じように今度はドレミとやってみてましょう。ほらまたきっと小指が立っていますよね。そうなんです。「A」は音階の「ラ」なんです。前列中央には指揮者(コンダクター)がいます。そしてその左側に一人だけ立ってバイオリンを足に挟んでいる白色の猫。コンサートマスターと言います。このコンサートマスターの奏でる「A」(ラ)こそが、個性派揃いで一見不揃いの猫(演奏家)たちが一瞬にして屈指のオーケストラに変身させるのです。つまりすべての奏者と楽器たちがこの「A」(ラ)に感性と研ぎ澄まされた音に同調(チューニング)します。
ただ一方でご存知のとおりその個人技だけではおそらく一勝も出来ないことは想像が出来ます。それはきっと日本フィルハーモニー交響楽団であっても同じこと。このポスター(チラシ)のモデルは日本フィルハーモニー交響楽団です。個性派ばかりの猫(演奏家)たちです!待ち合わせ時間を気にしているのでしょうか時間ばかり気にしている猫、ちょっとスマシタ猫、不謹慎にも今正に好物の魚をたいらげたばかり猫。等など、それはもう大変ですよ!そこでいよいよ、原画のタイトル「A」のもつ意味は重要です。
CDEFGABCは、ドレミファソラシドです。つまり「A」は、指を折って口ずさんでみてください。はいっ!親指から始めた指は「A」の所で小指が立っていますね。それでは同じように今度はドレミとやってみてましょう。ほらまたきっと小指が立っていますよね。そうなんです。「A」は音階の「ラ」なんです。前列中央には指揮者(コンダクター)がいます。そしてその左側に一人だけ立ってバイオリンを足に挟んでいる白色の猫。コンサートマスターと言います。このコンサートマスターの奏でる「A」(ラ)こそが、個性派揃いで一見不揃いの猫(演奏家)たちが一瞬にして屈指のオーケストラに変身させるのです。つまりすべての奏者と楽器たちがこの「A」(ラ)に感性と研ぎ澄まされた音に同調(チューニング)します。
さて、今私たち障害分野にとってのタイトル「A」はきっと「障害者権利条約」であり、「基本合意文書」であり「骨格提言」であると思うのです。猫(演奏家)たちは、様々な困難や障壁を乗り越えて来た障害者制度改革推進会議や総合福祉部会の委員や部会委員。正しく全日本プレーヤーに相応しい精度をあげてきました。
それでは敢えてコンサートマスターは?と問われたら、やや黒子に近い立ち回りで遠慮がちにそれでもハッキリと「きょうされん」と応えたいと思います。そして最後にどうしても強調したいのは、ここの指揮者(コンダクター)は、間違いなく「国」(政治)です。素晴らしい音楽は「演奏家」と「指揮者」、そして「聴衆」との「相互に創造し合う空間、力量」によって生まれると言われます。その相互作用こそが発揮されてコンサートホール全体を包み込み深い感動となり成功につながるのですから。
それでは敢えてコンサートマスターは?と問われたら、やや黒子に近い立ち回りで遠慮がちにそれでもハッキリと「きょうされん」と応えたいと思います。そして最後にどうしても強調したいのは、ここの指揮者(コンダクター)は、間違いなく「国」(政治)です。素晴らしい音楽は「演奏家」と「指揮者」、そして「聴衆」との「相互に創造し合う空間、力量」によって生まれると言われます。その相互作用こそが発揮されてコンサートホール全体を包み込み深い感動となり成功につながるのですから。
「よく指揮者(コンダクター)」は独裁者になり得るのだとの議論があります。確かに今の政治を見ていると残念ながら言い訳けできないでしょう。障害分野ばかりか世論を無視した消費税増税に原発再稼働。
今だからこそ「A」は決して曖昧に出来ません。妥協を許しません。
だからこそ私たちは自身の感性を高めると同時に、より多くの人たちとの共同を願います。
決して諦めません。
だからこそ私たちは自身の感性を高めると同時に、より多くの人たちとの共同を願います。
決して諦めません。
9月29日、30日。何としても質の高い、多くの人たちに支えられた、そして何より感動に満ちあふれた大会にしたいと思っています。ポスター(チラシ)の猫(演奏家)たちは僕たちをこっそりと励ましてくれています。
2012年8月6日 きょうされん理事 福井支部 具谷 裕司
2012年8月4日土曜日
深イイ話し!①
深イイ話し!その①
「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘氏 原画 タイトル「A」のこと
~第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち~
日本フィルハーモニー交響楽団のこと
全国の読者の皆様。まずは事業所の玄関か廊下などにきっと貼って頂いてあるだろう「第35回きょうされん全国大会inふくい」のポスター(チラシ)を見てください。
(誰ですか? 「あっ!まだ送られて来たまんまの封筒が机の上に積んである~。 それも随分下の方やぁ・・・」なんてつぶやいている人は! そんなあなた、どうかそのあまりにも険しい山脈が崩れないようにちょっとすましたマジシャンのごとく一瞬のうちにサッと抜き取ってみましょう!!)
それでは改めてポスター(チラシ)じっくりと見てくださいね。まずは絵の右上に小さく記されている文字。
〔原画〕雨 田 光 弘 タイトル:「A」 〔Present〕日本フィルハーモニー交響楽団 となっていますね。
「日本フィルハーモニー交響楽団」と言えば、その演奏は日本でも3本の指に入るといわれ、もちろん世界でも高い評価を得ています。また「市民と共に歩むオーケストラ」として子供たちからお年寄りまでの幅広い層にクラッシックの普及と何よりユニークなその演奏活動で好評を博しています。
そのすごいオーケストラの元首席チェリストでいらっしゃったのが雨田光弘氏であり、日本フィルハーモニー交響楽団が〔Present〕そうなんです。何と私たちの「35回全国大会」のためにこの原画の版権をプレゼントして下さったのです。もうこれだけでも熱心なファンの方にとってはたまりません!Tシャツなど大会グッズの使用にもご快諾を頂いています。
かつて「日本フィルハーモニー交響楽団」は、文化放送によって創設され、後にフジテレビ放送開始後はフジテレビの専属オーケストラとして活躍していたのですが、国や資本による芸術・文化に対する「市場主義・経営主義」の横暴が、1972年に財団解散、全員解雇という事態を巻き起こしました。
会社側の様々な嫌がらせと団員同士の分断攻撃の中にあって、電気の切られた真っ暗闇の建物の中で、ロウソクの光だけを頼りにしながら、めいめいが階段やトイレの脇などでいつも懸命に練習をしていたという話は有名です。まだまだ社会も何より演奏家たち自身が「芸術家が労働者であることは恥ずかしいこと」という時代背景の中にあって、その姿は「音楽家」として、また「私たちも労働者」という誇りと怒りに脈打っていたに違いありません。
「闘争やストライキをする芸術文化はいらない」という当時の社長のコメントが残っています。しかし「日本の芸術・文化を守れ!」日本フィルは演奏を続けながら正義の闘いの道を選択したのでした。
全国各地をまわり自主上演のコンサートを展開しながら、各人が楽器をひっさげて町工場の昼休みでも、夜の小集会でも、飲み屋さんのカウンターまでどこへでも出かけて行っては、バイオリンやトロンボーンの独奏、ときに小編成ブラスを演奏しながら、支援してくださいと訴えて歩いたのです。折しも多数の犠牲者を出した夕張炭鉱落盤事故で悲しみにくれる現地の人々を前に駆けつけそしていくつもの街かど、路上にて演奏し励ましました。そうしたひたむきな活動によって、いつしか小規模の地域コンサートが職場や住民の生活圏の中に無数に創造されていきました。全国のほとんどのオーケストラが参加した世紀の大支援コンサート「頑張れ、日フィルコンサート」も開催されました。
そして必ずその終章には、シベリウス作曲交響詩「フィンランディア」(は~い、ココ憶えておいてくださいねぇ!テストにでますよぉ~?)が演奏され歌われたのでした。
こうして争議支援の波が全国の働く人たち(同じ労働者として)や一般市民の中に波及していき、とうとう1984年、争議は全国の働く人たち、一般市民そして音楽ファンの支援に包まれて見事な勝利解決を迎えたのです。 (つづく)
⇒詳しくは、今崎暁巳 著「友よ未来を歌え」、「続・友よ未来を歌え」、映画 神山征二郎監督「日本フィルハーモニー物語 炎の第5楽章」をぜひご覧ください。
2012年8月1日 きょうされん理事 福井支部 具 谷 裕 司
2012年8月3日金曜日
締切日
みなさん、こんばんは!!
先日、参加申込期限が過ぎましたが
参加申込やサポートカードについての
問い合わせが鳴りやみません。
なので、話し合いの結果
参加申込締切日が8月6日(月)まで延びました!!
新たな参加申込期限も残りわずかですが
1人でも多くの方の参加を心よりお待ちしております!!
何卒、よろしくお願い致します。
また、ご不明な点がございましたら遠慮なさらずに
福井支部までお問合せ下さい。
2012年8月1日水曜日
「第35回きょうされん全国大会inふくい」の申し込み締め切りの日に
~全国のきょうされんの仲間の皆さんへの「手紙」~
全国の仲間の皆さん。
7月31日は「第35回福井大会」の申し込み締め切りの日でした。
私たちが、まず第一関門と位置付けていた「1000名」の参加申し込みは何とか到達しました。正直少しホッとしました。しかし締め切り日を過ぎた時点での第一関門到達は何とも遅すぎるようです。
初めての大会を経験する私たち現地の関係者にとっては、それこそ一日一日がもうドキドキものなのです。
「福井」と聞いただけで、どこにあるの? 電車の本数は少ないし乗り換えなど交通手段は不便、何より遠いし・・・当然だけど旅費もおのずと高額になる。 きっと全国の障害のある人たちにとって、いやいや、事業所や職員、関係者の皆さんも含めてもうこれだけで「参加を躊躇ってしまう」こともあるでしょう。
しかし私たちは、もしそうであったとしても、何としても会場を2000名の参加者でいっぱいにしたいと心から願い訴えたいのです。 どんなにか多くの困難が予測されたとしても、どうかここは「えいっ!」とばかり参加を決めて頂きたいのです。
1977年に結成された、きょうされん(共同作業所全国連絡会)は「僕たちも働きたい。友だちといっしょに働ける作業所が欲しい。」といった障害のある人たち、家族、関係者の願いの実現に応えた共同作業所(づくり)運動として野火のごとく全国各地に広がりました。
以後35年もの間、幾多の困難にも決してひるむことなく補助金制度の創設をはじめとした障害者施策の拡充を求めていつも多くの国民と共に在り続けてきたのです。
そのかけがえのない大切な節目である「第35回きょうされん全国大会inふくい」を、全国の仲間の皆さんのあたたかく柔らかなその両手に抱かれながら何としても共に成功を目指して頂きたい、まずはじめに今一度心からお願い申し上げる次第です。
全国の仲間の皆さん。
この第35回全国大会の成功は「小さな福井支部の大きな挑戦」ばかりか、何よりも「我が国の障害者施策、制度をめぐる厳しい情勢」の中にあって全国が今大きく注目しているところです。
私たちは何としても成功させたいのです。「成功は私たちの決意」です。
今国会で国は私たちとの「約束」を反故にし「障害者総合支援法」を成立させ、障害者自立支援法の廃止は看板の書き換えに過ぎませんでした。そしてそれでも「障害者自立支援法は廃止した」と開き直るのです
私たちは今「私たちの願いや真実」がなかなか一直線には到達できないことを改めて学びました。
ただ「ねじれは幼稚な政党間におこっているのではなく、政治と国民の間、暮らしと生命のもとに」おこっているのだということを国はしっかりと肝に銘じるべきです。
第35回全国大会のテーマは「確かな約束」です。私たちは如何なる局面でも「歴史の弁証法」を大いに確信し決して諦めません。
「第35回福井大会」の成功は、必ずやきょうされんのその決意を内外に胸を張り確固として示すばかりか、障害のある人たちが真に豊かで平和のうちに生きる権利を改めて求める正義と確信に満ちた運動の出発点として、歴史的な意味をもつ大会になるに違いありません。
全国の仲間の皆さん。
日々の仕事に追われまだ申し込みをお済みでない方、諸事情で「参加」を未だ決めかねていらっしゃる方、もしかしてこの手紙を読んで・・・まだ申し込みは間に合うかなって思ってくださった方(いらっしゃったらうれしいな!)などなど、どうか今からでも参加手続きをお急ぎください。
私たちは「きょうされんの誕生日」である「8月6日」を改めて申し込み締め切り日と設定し、賛助会など他の組織課題と併せて必ずや「目標達成の日」とすることを決意し、心から皆様の参加を訴えます。
これからしばらくの間、そんな皆さんの後押しともなって、福井大会が楽しみやなぁと思って頂くような「福井大会。どうしても行きたくなる深イイ話し!」を紹介していきたいと思います。
明日の一回目「深イイ話し!その①」は、「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘 氏 タイトル「A」のこと ~第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち~ 」としましょうか。
2012年7月31日 きょうされん理事 福井支部 具 谷 裕 司
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