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2012年10月29日月曜日

深イイ話し! これから!!

 福井大会からまもなく一か月。まだその余韻に浸りながらも、私にとっては万感の思いで日々を過ごしています。

 福井に届けとばかりに、しっかりときょうされんの連帯の証をもってあらゆる困難を排し全国からお越しいただいた1800名余の皆さん。大会史上初の期間中に襲った大型台風は電車を止め皆様の帰途を不安に陥れる事態でしたが、それでも閉会式にははるか予想を超えて多くの皆様が会場を埋めてくださいました。そのプログラムと管弦楽の素晴らしい演奏は見事に調和して感動的な閉会式を迎えることができました。

(なお、早めに帰路につかれた皆様も大きな事故に巻き込まれることはなかったと後に報告を受け安堵しているところです。)
 
 思えば私たちを襲ったこの大型台風。まさに今日の私たち障害分野における情勢そのものであり、そしてそれぞれの「大会を成功させなければ!」という、熱い「決してあきらめない!」きょうされんの姿勢そのものを、福井大会成功へと見事に結集させ結実させたものだと心から確信するのです。

 大会成功に大きく貢献していただいた、ポスターやチラシ要項集などの原画や記念講演、総合司会、写真家、演奏家の皆様などなど多くそして様々な分野の専門家やプロの皆様のご協力、そして実行委員会「ほなやる座」を中心とした高校生700余名を含めた1200名のボランティアの皆様。 

また様々なサプライズ企画は、参加者の皆様がJR福井駅改札を通ったその瞬間からるんびに保育園児による歓迎の和太鼓演奏、会場前では仁愛女子高等学校のマーチングバンドの一糸乱れぬ迫力の演奏、福井の各会員事業所の仲間たちや職員、家族そして急いで駅から移動した保育園児、北陸高等学校ダンス部の友情出演も含めた総勢200名余のウエルカムコンサート。仁愛女子高等学校と北陸高等学校の各「写真部」も大奮闘していただきました。

 池辺晋一郎氏の講演と共に、当日に向けて地元合唱団二団体を中心に練習を重てきた約100名が見事なハーモニーで会場を包んでくださった、シベリウス作曲、交響詩「フィンランディア」の無伴奏による大合唱。

中井絢子さんのグランドハープと大橋優子さんのフルートによる優しい音色のサロンコンサート。

 いよいよ始まった大交流会での雨田デュオ、雨田ご夫妻によるチェロとピアノ、そして再びグランドハープも加わった心のこもった優しくも力強い演奏。

共に大会テーマソングを創り、自らのうたも創り発表した北陸高校女子バレー部と仲間たちとの笑顔いっぱいの元気あふれるうたごえも実に感動的でした。

 参加、ご協力いただいたすべての皆様に改めて心から御礼申し上げます。

 同時に私たちはもう一度これらすべての皆様から「きょうされん運動への共感と理解、そして未来への信頼」が託されていることを深く噛みしめましょう。私たちの確かな財産としてつないでいきましょう。

36回大会地の福島ではすでに県内の高校を訪ねる取り組みが始まっていると聞きました。

 その意味からも、福井大会の成功はこの日を持って決してゴールではなく、福島大会へのバトンを渡し、確かに新たなスタートを切りました。

 福井大会は「小さな支部の大きな挑戦!」とも呼ばれました。確かに小さいが故にその財政確保も深刻でした。でもしかし小さな支部であっても全国大会は成功できることを見事に確証して見せました。財政確保の課題はこの機会に大いに議論し整理すれば必ずや全国隅々での大会が実現できると思います。

いよいよ私たちきょうされんは、今日の障害分野を取り巻く如何なる厳しい情勢の中にあっても「福井大会」を福井と全国が力を合わせ成功させた意義と役割を改めてしっかりと総括し議論し確かめ合い、現地、福井はもとよりすべての支部や会員施設が連動した決してあきらめない運動と地域づくり、より幅の広いつながりに思いっきり挑戦するべく「ビジョン2017」の策定にこそ、その真髄を貫くべきです。 何よりもいち早く今年度の賛助会員の目標を達成させましょう。そして来年第36回福島大会をより確信に満ちて何としても成功させましょう。

残念ながら大会最終日には、せっかく皆様が書いていただいた参加アンケートが台風の影響でその多くを回収することができませんでした。最も身近なご意見やご感想、ご提案こそがとても大切です。

どうかお手元にまだ書いたままのアンケートをお持ちの方、いや今からでも書いていただける方は決して遅くはありません。是非とも、でも少しだけ急いで、きょうされん事務局 FAX 03-5385-2299  までお送りください。 

「深イイ話し! これから!!」 いよいよ福島大会へとバトンタッチです!!!


 



       



               
                    
 

                                           【Photo 雨田 芳明】
                                                       















2012.10.25  きょうされん理事 福井支部 具谷 裕司


2012年9月26日水曜日

深イイ話し! 最終章

全国大会を支える人たち

 いよいよ大会まで今日を入れると三日後に迫りました。
 当日まで最後となった日曜日には、午前中は高校生ボランティア「ほなやる座」の最終的打ち合わせ会議と準備作業が行われ、午後からは大会実行委員会が本番を控え活気に満ちた打ち合わせや議論が行われた。引き続き各部署のそれぞれの準備作業や最終チェックなども、一度に全部は見渡せないけれど、きっとそれぞれが本番に備え夜を徹してのそれらは加速度的に増えているに違いない。 このブログの投稿にも「みんな笑顔で当日を楽しみにしています!」とあった。きっと若い人たちだろう。どうか事故や身体を壊すことなく最後まで、その笑顔とワクワクする想いを持ち続けてほしいと思う。

 さて、この大会には海外からのお客様を含め、関係団体、福井県知事をはじめとする行政関係の方々など多くのご来賓をお迎えすることとなりました。
 同時に、この福井大会に対する熱い友情と連帯で様々な悪条件や困難を排して、全国隅々からなんと1800名を超える参加申し込みをいただきました。ここに改めて心から御礼を申し上げます。
 一方で私たち実行委員会では、記念ポスターの原画や記念講演、総合司会、写真家、演奏家の皆様などなど多くそして様々な分野の専門家やプロの皆様のご協力、そして保育園児、二月から独自の実行委員会をたちあげ取り組んできた高校生700余名を含めた1100名のボランティアの方々と皆様をお迎えします。 
もちろんウェルカムコンサートやその他の企画へ出演される方々を含めると、おそらく当日は驚くほどにその数は増えることでしょう。
 
 でも僕は思い改めています。例えば「協力いただいた」と一言で書いた、様々な分野の多くの専門家やプロの皆様に、もしかしたらそれは「とても失礼な薄っぺらな言葉」なのではないかなと。そこには率直にギャランティや謝礼の僅かばかりの額をはるかに飛び越えた、私たちきょうされんへの「運動への共感と理解、そして未来への信頼」を託していただいたからではないのかとつくづく思うのです。
 
 それでは、保育園児、高校生を含めた1200名のボランティアの方々、そしてさらには各種の企画に出演される方々にはどうでしょう。
 やはり専門家やプロの皆様と同様に「ボランティア」と決して一言ではすましてはいけない、私たちの願いを真っ直ぐに受け止めて頂いた、そこにはやはり私たちきょうされんへの「運動への共感と理解、そして未来への信頼」が託されているのだと心から思うのです。
ある新聞に、「無言館」館主、作家であり、福井県若狭生まれである水上勉氏のご長男でいらっしゃる、窪島誠一郎さんが書いています。
東日本大震災で被災した岩手県石巻市で戦没画学生慰霊美術館の巡回展を開催した時に、家を流され家族を失った方々が、戦争で亡くなった画学生の絵の前にたたずみ帰り際「不思議ですね。励まされました。生きていこうと思います。」こう語ってくれましたと。

僕たちの福井大会はそんなふうに、この二日間に参加もしくは準備される、すべて全部の方々にとって互いに励ましあい、明日からも元気に生きていこう!と思っていただける、かけがえのない大会になったらいいなぁとこころから願います。

人は必ず人によって心揺さぶられます。そんな揺さぶられる「種を」福井大会はこの福井に、いや全国の隅々まで播きたいと思うのです。 その「種は」これからもっと多くの人たちによって土を耕し、畝をつくり肥しをやって、水をやり育て、花が咲き、いったいどんな実をつけるでしょう。
 そしてその時かけがえのない未来の青年たちが満面の笑みで収穫してくれるように。

 初めてがゆえに、例えばいたるところでご気分を悪くする実行委員会の手違いや対応もあるかもしれません。どうかお許しください。
もしかしたら、多くの高校生たちが失敗や失礼をもしてしまうかもしれません。正直に心配です。
 でもどうか皆さん、そんな時には少しだけ奥歯を噛みしめて、「いいよ!お疲れ様!」そんな声を若者たちの未来を信じてかけてやっていただけないでしょうか。

 小さい支部の大きな挑戦! いよいよ本番を迎えます。

2012.09.26   きょうされん理事 福井支部 具谷 裕司

2012年9月12日水曜日

「深イイ!話し」 その⑥ ~滋賀から編~

今うちの事務所の前で少し工事をしていて、交通整理のおじさんがいます。そのおじさん、トラックが来る度に大きなハキハキ声で指示を出す、いわゆるちょっと変わったというか、くそ真面目というか、多分職場で「浮く」タイプだろうというおじさんなんです。
それで、今朝もそのおじさんが事務所前の道路でスタンバっているのですが、おじさんが突然声をかけてくれて、「きょうされんなんですね。去年全国大会で琵琶湖ホールの警備をさせてもらいました!!貴重な経験をさせてもらって誇りに思います!!」と話して下さったんです。
もうビックリ!!!!でした。いえいえ、お世話になったのはこちらの方で。
なんかでも嬉しかったです。
お願いしたことだけど、相手の気持ちにちょっとでも残るというか、それはやっぱりいきいきとした仲間の姿が溢れてるからだと思うし。

きっと福井大会は滋賀以上にそういう気持ちを感じてくれたり、例えば何年後かでもふとしたときに思い出してくれたり、手伝って下さった皆さんの心のどこか端っこでもちょっとでも残ることが、これからの福井や全国に少なくない影響を与えてくれると確信しました!!
(滋賀支部 出川 美樹)

2012年9月7日金曜日

深イイ話し その⑤

全国大会を支える人たち 1
突然ですが、金子みすずさんと井上ひさしさんのこと。

 さて、福井大会をあと僅かに控え、関係者一同おお騒動の中を、ただただ後ろ髪を引かれる思いでこの間三冊の本を一気に読んだ。井上ひさしさんの一冊、金子みすずさんの二冊でした。
 何を偉そうに、いやそれでもふとその遠いお二人の願った共通性を見たたようさえ思ってニンマリしているのです。

「積もった雪」   詩:金子みすず

上の雪 
さむかろな。
つめたい月がさしてゐて。

下の雪 
重かろな。
何百人ものせてゐて。

中の雪 
さみしかろな。
空も地面もみえないで。

 金子みすず記念館初代館長の矢崎節夫さんは、1903年に生まれ今から82年前1930年に僅か26歳で亡くなって以来、ずっと埋もれていた(1984年にようやく全集発刊される)みすずさんのその作品に触れ「今日、日本人が初めて手に入れた幼な子から百歳の人まで、三世代が共有できる文学と言っていい。」とその優しい言葉から受けとめる人生観、宇宙観、宗教観につながる深さ、広がりを伝えます。
 一方、井上ひさしさんは、20104月に亡くなる三年前のあるテレビ番組で、「大切なのは、自分が使いこなせる言葉でものを考えることが大切。」と語りました。正に両者はおよそ100年をも超える時を超えて「自分にしかないその優しい言葉」で人はいつも在りたいと解くのです。
 
「私と小鳥と鈴と」   詩:金子みすず
  
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を早くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、

あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
 ふたつめは、みすずさんの作品には沢山の魚や鳥、草花や蜂、星や雪や土、動物たちが出てきます。そして魚なら自身が魚に、雪なら自身が雪に、蜂なら自身があくまで蜂のままにいて、その上で自身(社会)の在り様を客観的に「二つの眼」で見ようとしています。
 
 井上ひさしさんは、「生きていく そのままの中に、苦しみや悲しみは全部詰まっているけれど、笑いは入っていない。「笑い」とは、人間が創るしかないもの、それは、一人ではできない。人と関わって、お互いに共有しないと意味がないもの」と。
 またここでもおよそ100年をも超える時を超えて、「ふたつの眼」で客観的に自身を、人と社会との関わりを説きます。
 「星とたんぽぽ」   詩:金子みすず

  青いお空のそこふかく、
  海の小石のそのように、
  夜がくるまでしずんでる、
  昼のお星はめにみえぬ。
    見えぬけれどもあるんだよ、
    見えぬものでもあるんだよ。

散ってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
 見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
 最後に、金子みすずさんは今から109年前に生まれ、実際には13歳頃から作品を発表したとされていますが、500を超える残された作品そのひとつ一つの詩、歌(童謡)。
 晩年「100年後の皆さんへ、僕からのメッセージ」と題して綴られた井上ひさしさんの、100年後の皆さんお元気ですか?で始まる手紙。

 「地球の上で暮らしている人間が駄目になってはいないでしょうか?僕たちの世代は、それなりに一所懸命頑張ってきたつもりですし、これからも頑張るつもりですが、できたら100年後の皆さんに、とてもいい地球をお渡しできるように、100年前の我々も必死で頑張ります。どうぞお幸せに。」
 およそ100年をも超える時を超えて、やはり二人はなんと誠実で優しい言葉と決意にも似た想いをを私たちに残し託されたのでしょう。
 (いつも私たちの運動はそんなんでありたいな)

 少し前ある人から「あなたの文章は長い」と指摘されたばかりだか、それどころか今回は福井大会に直接関係ないような「深イイ話し5」になってしまったようです・・・。
 ただ、金子みすずさんと井上ひさしさんから、今、ここ福井で私たちや未来を担う若者たちが大切にされ一緒におおらかに全国の参加者の皆様につなげていける優しい福井大会を創りたいとより思い願うのです。
どうか「よぉし、それなら!」と、今一度ご参加の検討を是非!

きょうされん理事 福井支部 具谷 裕司

2012年8月29日水曜日

深イイ話し! その④

 雨田光弘先生との出会い。そして今大切につながり受け継がれたもの。

本日8月28日いよいよ本日をもって大会1ヶ月前となった。参加組織目標の2000名にあと289名、いよいよ300名を切ってきた。
何としても目標を達成したい。いや何としても達成させなければ! 直接は何もできないけれどそんな想いで少し間は開いた「深イイ話し!その④」を書くことにしました。どうか読んで頂いてお一人でもお二人でも参加申し込みをと心から願います。

さて、「1日目夜の大交流会」は聞くところによるともうすでに満員御礼状態とのこと。
会場の関係でせっかく申し込んで頂いたのに「お断り」をしなければならなくなりました。本当にごめんなさい。
実は「深イイ話し!その③」で書いた「サプライズ?!」の話しは、この「大交流会」でも(・・)用意されていました。
決して「その残念なお気持ち」を完全に補うことはできませんが、そっとそのサプライズ。明かします。

今から3年前に地元紙「福井新聞」に投稿された「追悼」の文があります。そのまま書いてみますね。
『「もっと早くから障害のある人たちに出会っていたら良かった。そうすれば僕の音楽家としての人生はもっと豊かなものになっていたのに違いないのに…。」
 先生とは1990年に開催した「仲間たちとのコンサート」からお付き合いをさせていただきました。
「グレードが低い。文化には程遠い。」 当時、県の教育委員会や文化関係者までが、そう言い放って後援さえもしてもらえなかった時期に、「ここにこそ本物の文化がある。」と、以来一貫して先頭に立って、演奏は勿論、音楽監督や実行委員長を担ってくださいました。毎年クリスマスの夜には「ハープアンサンブル」の優しい音色をプレゼントしてくださいましたし、アイリッシュハープを背負って東京での障害のある人たちの全国大会に仲間たちと共にステージに立ち、京都で「障害者共同作業所」に対する自治体による補助金カットが不当に行われたと伝えると、すぐさま現地に駆け付け怒りの演奏で関係者を励まされ、またある時には、「ハープはもとより華やかな楽器ではない。路上の道行く人に直接語りかけてこそ本望。」と、12月の寒空の下で「国会請願署名行動」をする私たちと一緒に連帯の演奏をしてくださるのでした。いつも仲間たちのすぐ側に先生とその演奏はありました。「文化と福祉は同じ。だからこそ一緒に行動することが大事。」これもまた氏の口癖でした。我が国のあまりにも貧困で悲しいまでの文化や福祉予算を憂い、いつも怒りと情熱を忘れない青年のような先生でした。』
この先生のお名前は「雨田光示先生」です。皆さんお気づきになりましたか?そうです。今回の福井大会のポスターの原画をプレゼントして頂いた「雨田光弘先生」は、この光示先生の弟さんにあたります。
そしてもう一つ。今回の会場大ホールの外「ホワイエ」中央にある「彫刻」。実はこのお二人のお父様にあたる「雨田光平」先生の作品です。お二人のお父様は彫刻家であり画家でありハープ奏者、京極流箏曲国家無形文化財の箏曲家でもいらっしゃいましたし、福井市の第一番目の市民栄誉賞受賞者でいらっしゃいました。
更にもう一つ驚きの事実を皆様にお教えいたします。「大交流会」で歓迎コンサートの演奏をして頂きます、チェロ奏者、実は光平先生のお孫さん、そして光示先生のご長男、そして光弘先生の甥でいらっしゃって奥様の真由美さんとお二人で演奏して頂くのが、「雨田一孝さん」です。
更に、更に、なんと今大会の大切な記録写真を担当して頂くのはその一孝さんの弟さん、つまり光平先生のお孫さん、そして光示先生のご二男、そして同じく光弘先生の甥でいらっしゃって、写真、映像分野で大活躍されている今話題のAmada Photo Studio「雨田芳明さん」なんです。もう言葉になりません・・・ただただスゴイでしょ!

そして今回、「大交流会」(夜6時~)の開会前に(夕方5時過ぎから)会場大ホールの外にて「サロン(ホワイエ)コンサート」を開催します。
実はここ福井は国産ハープ生産日本一。青山ハープは有名です。そのグランドハープを演奏されるのは「中井子さん」です。雨田光示先生を師事されました。フルートの「大橋優子さん」と共に素敵な時間と空間をつくって頂きます。なかなか耳にすることのできないその音色と演奏をどうかたっぷりとお楽しみください。
このサロン(ホワイエ)コンサートはお申し込みなしで、どなたでもお聴きになれますよ。是非!

2012.08.28 きょうされん理事福井支部 具谷裕司

2012年8月7日火曜日

深イイ話し!その③

福井大会に準備されてるサプライズ?!

サプライズ。僕も何故か「受ける」のはもちろん「仕掛ける」のも大好きです! 前号の、ポスター(チラシ)の原画 雨田光弘先生との出会いに関するサプライズも
(大会要項、大会会場、大交流会など)大会を通じてきっと見えて来ますよ。
その他にも、企画だけでなくイロイロな場面で幾重にも重なって準備されています。
サプライズですから当然ここで言っちゃいけないのに、黙ってられないこの気持ち!
(う~むぅ・・・)   もう我慢できないので少しだけ・・・(..)当日、参加者の多くの皆様が利用し降り立つだろうJR福井駅の改札を抜けるところから大会第一のサプライズの幕は切って落とされます。
 加えて二日間の大会を通じてこれらサプライズを着々と企てているのは保育園児からお年寄り?!(プロ含む)まで、更には関係者はもとより文化、スポーツの幅広い人たちも!
次から次へと参加の皆様を驚かせることでしょう。「この機会を通して自分の人生を変えてみたい!」3月から準備の中心になって高校生実行委員会チーム「ほなやる座」を立ち上げた彼はそう言いきりました。
皆様へのサプライズは彼ら企画する一人ひとりの想いと願いに裏打ちされた、間違いなく未来への確信づくりなのだと気づかされました。しっかりと応援したいと思います!
読者の皆様。とりわけ未だ参加を決めかねている皆様。大会企画はもちろん、福井ならではの熱いそして大いなるサプライズ体験を是非とも!
まだ間に合うようです。どうか参加申し込みをお急ぎ下さい!!

 

1:サプライズは「驚かす」の意味。
2:サプライズ企画の一部は当日の天候などで変更になることがあります。
また「サプライズ」とは、受けるご本人の感性度によっても左右されることもあると思います。あわせてご了承くださいますように。)

2012.08.07 きょうされん理事 福井支部 具谷裕司

深イイ話し!その②

「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘氏 原画 タイトル「A」のこと」
~ 第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち ~

日本フィルハーモニー交響楽団のこと

そんなすごいオーケストラですから、そのメンバー、楽団員は超一流の演奏家たちです。雨田光弘さんはもちろん、そうですねぇ~ 、例えばワールドカップを戦うサッカー全日本A代表メンバーといったところでしょうか。全国の幾千、幾万のプレーヤーの中から選出された人たち。当然ですがその個人技は群を抜いています。
 ただ一方でご存知のとおりその個人技だけではおそらく一勝も出来ないことは想像が出来ます。それはきっと日本フィルハーモニー交響楽団であっても同じこと。このポスター(チラシ)のモデルは日本フィルハーモニー交響楽団です。個性派ばかりの猫(演奏家)たちです!待ち合わせ時間を気にしているのでしょうか時間ばかり気にしている猫、ちょっとスマシタ猫、不謹慎にも今正に好物の魚をたいらげたばかり猫。等など、それはもう大変ですよ!そこでいよいよ、原画のタイトル「A」のもつ意味は重要です。
 CDEFGABCは、ドレミファソラシドです。つまり「A」は、指を折って口ずさんでみてください。はいっ!親指から始めた指は「A」の所で小指が立っていますね。それでは同じように今度はドレミとやってみてましょう。ほらまたきっと小指が立っていますよね。そうなんです。「A」は音階の「ラ」なんです。前列中央には指揮者(コンダクター)がいます。そしてその左側に一人だけ立ってバイオリンを足に挟んでいる白色の猫。コンサートマスターと言います。このコンサートマスターの奏でる「A」(ラ)こそが、個性派揃いで一見不揃いの猫(演奏家)たちが一瞬にして屈指のオーケストラに変身させるのです。つまりすべての奏者と楽器たちがこの「A」(ラ)に感性と研ぎ澄まされた音に同調(チューニング)します。

 さて、今私たち障害分野にとってのタイトル「A」はきっと「障害者権利条約」であり、「基本合意文書」であり「骨格提言」であると思うのです。猫(演奏家)たちは、様々な困難や障壁を乗り越えて来た障害者制度改革推進会議や総合福祉部会の委員や部会委員。正しく全日本プレーヤーに相応しい精度をあげてきました。
 それでは敢えてコンサートマスターは?と問われたら、やや黒子に近い立ち回りで遠慮がちにそれでもハッキリと「きょうされん」と応えたいと思います。そして最後にどうしても強調したいのは、ここの指揮者(コンダクター)は、間違いなく「国」(政治)です。素晴らしい音楽は「演奏家」と「指揮者」、そして「聴衆」との「相互に創造し合う空間、力量」によって生まれると言われます。その相互作用こそが発揮されてコンサートホール全体を包み込み深い感動となり成功につながるのですから。

 「よく指揮者(コンダクター)」は独裁者になり得るのだとの議論があります。確かに今の政治を見ていると残念ながら言い訳けできないでしょう。障害分野ばかりか世論を無視した消費税増税に原発再稼働。
今だからこそ「A」は決して曖昧に出来ません。妥協を許しません。
だからこそ私たちは自身の感性を高めると同時に、より多くの人たちとの共同を願います。
決して諦めません。

9月29日、30日。何としても質の高い、多くの人たちに支えられた、そして何より感動に満ちあふれた大会にしたいと思っています。ポスター(チラシ)の猫(演奏家)たちは僕たちをこっそりと励ましてくれています。

                               201286日 きょうされん理事 福井支部 具谷 裕司

2012年8月4日土曜日

深イイ話し!①

深イイ話し!その①

「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘氏 原画 タイトル「A」のこと
~第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち~

 日本フィルハーモニー交響楽団のこと

全国の読者の皆様。まずは事業所の玄関か廊下などにきっと貼って頂いてあるだろう「第35回きょうされん全国大会inふくい」のポスター(チラシ)を見てください。
(誰ですか? 「あっ!まだ送られて来たまんまの封筒が机の上に積んである~。 それも随分下の方やぁ・・・」なんてつぶやいている人は! そんなあなた、どうかそのあまりにも険しい山脈が崩れないようにちょっとすましたマジシャンのごとく一瞬のうちにサッと抜き取ってみましょう!!)
それでは改めてポスター(チラシ)じっくりと見てくださいね。まずは絵の右上に小さく記されている文字。
〔原画〕雨 田 光 弘  タイトル:「A」 〔Present〕日本フィルハーモニー交響楽団 となっていますね。

 「日本フィルハーモニー交響楽団」と言えば、その演奏は日本でも3本の指に入るといわれ、もちろん世界でも高い評価を得ています。また「市民と共に歩むオーケストラ」として子供たちからお年寄りまでの幅広い層にクラッシックの普及と何よりユニークなその演奏活動で好評を博しています。
そのすごいオーケストラの元首席チェリストでいらっしゃったのが雨田光弘氏であり、日本フィルハーモニー交響楽団が〔Present〕そうなんです。何と私たちの「35回全国大会」のためにこの原画の版権をプレゼントして下さったのです。もうこれだけでも熱心なファンの方にとってはたまりません!Tシャツなど大会グッズの使用にもご快諾を頂いています。

 かつて「日本フィルハーモニー交響楽団」は、文化放送によって創設され、後にフジテレビ放送開始後はフジテレビの専属オーケストラとして活躍していたのですが、国や資本による芸術・文化に対する「市場主義・経営主義」の横暴が、1972年に財団解散、全員解雇という事態を巻き起こしました。
会社側の様々な嫌がらせと団員同士の分断攻撃の中にあって、電気の切られた真っ暗闇の建物の中で、ロウソクの光だけを頼りにしながら、めいめいが階段やトイレの脇などでいつも懸命に練習をしていたという話は有名です。まだまだ社会も何より演奏家たち自身が「芸術家が労働者であることは恥ずかしいこと」という時代背景の中にあって、その姿は「音楽家」として、また「私たちも労働者」という誇りと怒りに脈打っていたに違いありません。
「闘争やストライキをする芸術文化はいらない」という当時の社長のコメントが残っています。しかし「日本の芸術・文化を守れ!」日本フィルは演奏を続けながら正義の闘いの道を選択したのでした。
全国各地をまわり自主上演のコンサートを展開しながら、各人が楽器をひっさげて町工場の昼休みでも、夜の小集会でも、飲み屋さんのカウンターまでどこへでも出かけて行っては、バイオリンやトロンボーンの独奏、ときに小編成ブラスを演奏しながら、支援してくださいと訴えて歩いたのです。折しも多数の犠牲者を出した夕張炭鉱落盤事故で悲しみにくれる現地の人々を前に駆けつけそしていくつもの街かど、路上にて演奏し励ましました。そうしたひたむきな活動によって、いつしか小規模の地域コンサートが職場や住民の生活圏の中に無数に創造されていきました。全国のほとんどのオーケストラが参加した世紀の大支援コンサート「頑張れ、日フィルコンサート」も開催されました。
そして必ずその終章には、シベリウス作曲交響詩「フィンランディア」(は~い、ココ憶えておいてくださいねぇ!テストにでますよぉ~?)が演奏され歌われたのでした。
こうして争議支援の波が全国の働く人たち(同じ労働者として)や一般市民の中に波及していき、とうとう1984年、争議は全国の働く人たち、一般市民そして音楽ファンの支援に包まれて見事な勝利解決を迎えたのです。 (つづく)

⇒詳しくは、今崎暁巳 著「友よ未来を歌え」、「続・友よ未来を歌え」、映画 神山征二郎監督「日本フィルハーモニー物語 炎の第5楽章」をぜひご覧ください。 
 
2012年8月1日  きょうされん理事  福井支部  具 谷 裕 司

2012年8月1日水曜日

「第35回きょうされん全国大会inふくい」の申し込み締め切りの日に
~全国のきょうされんの仲間の皆さんへの「手紙」~

全国の仲間の皆さん。
7月31日は「第35回福井大会」の申し込み締め切りの日でした。
私たちが、まず第一関門と位置付けていた「1000名」の参加申し込みは何とか到達しました。正直少しホッとしました。しかし締め切り日を過ぎた時点での第一関門到達は何とも遅すぎるようです。
初めての大会を経験する私たち現地の関係者にとっては、それこそ一日一日がもうドキドキものなのです。
「福井」と聞いただけで、どこにあるの? 電車の本数は少ないし乗り換えなど交通手段は不便、何より遠いし・・・当然だけど旅費もおのずと高額になる。 きっと全国の障害のある人たちにとって、いやいや、事業所や職員、関係者の皆さんも含めてもうこれだけで「参加を躊躇ってしまう」こともあるでしょう。
しかし私たちは、もしそうであったとしても、何としても会場を2000名の参加者でいっぱいにしたいと心から願い訴えたいのです。 どんなにか多くの困難が予測されたとしても、どうかここは「えいっ!」とばかり参加を決めて頂きたいのです。
1977年に結成された、きょうされん(共同作業所全国連絡会)は「僕たちも働きたい。友だちといっしょに働ける作業所が欲しい。」といった障害のある人たち、家族、関係者の願いの実現に応えた共同作業所(づくり)運動として野火のごとく全国各地に広がりました。
以後35年もの間、幾多の困難にも決してひるむことなく補助金制度の創設をはじめとした障害者施策の拡充を求めていつも多くの国民と共に在り続けてきたのです。
そのかけがえのない大切な節目である「第35回きょうされん全国大会inふくい」を、全国の仲間の皆さんのあたたかく柔らかなその両手に抱かれながら何としても共に成功を目指して頂きたい、まずはじめに今一度心からお願い申し上げる次第です。

全国の仲間の皆さん。
この第35回全国大会の成功は「小さな福井支部の大きな挑戦」ばかりか、何よりも「我が国の障害者施策、制度をめぐる厳しい情勢」の中にあって全国が今大きく注目しているところです。
私たちは何としても成功させたいのです。「成功は私たちの決意」です。
今国会で国は私たちとの「約束」を反故にし「障害者総合支援法」を成立させ、障害者自立支援法の廃止は看板の書き換えに過ぎませんでした。そしてそれでも「障害者自立支援法は廃止した」と開き直るのです
私たちは今「私たちの願いや真実」がなかなか一直線には到達できないことを改めて学びました。
ただ「ねじれは幼稚な政党間におこっているのではなく、政治と国民の間、暮らしと生命のもとに」おこっているのだということを国はしっかりと肝に銘じるべきです。
第35回全国大会のテーマは「確かな約束」です。私たちは如何なる局面でも「歴史の弁証法」を大いに確信し決して諦めません。
「第35回福井大会」の成功は、必ずやきょうされんのその決意を内外に胸を張り確固として示すばかりか、障害のある人たちが真に豊かで平和のうちに生きる権利を改めて求める正義と確信に満ちた運動の出発点として、歴史的な意味をもつ大会になるに違いありません。

全国の仲間の皆さん。
日々の仕事に追われまだ申し込みをお済みでない方、諸事情で「参加」を未だ決めかねていらっしゃる方、もしかしてこの手紙を読んで・・・まだ申し込みは間に合うかなって思ってくださった方(いらっしゃったらうれしいな!)などなど、どうか今からでも参加手続きをお急ぎください。 
私たちは「きょうされんの誕生日」である「8月6日」を改めて申し込み締め切り日と設定し、賛助会など他の組織課題と併せて必ずや「目標達成の日」とすることを決意し、心から皆様の参加を訴えます。

 これからしばらくの間、そんな皆さんの後押しともなって、福井大会が楽しみやなぁと思って頂くような「福井大会。どうしても行きたくなる深イイ話し!」を紹介していきたいと思います。
明日の一回目「深イイ話し!その①」は、「ポスター(チラシ)になった、雨田光弘 氏  タイトル「A」のこと ~第35回福井大会がこの絵に托した本当の気持ち~ 」としましょうか。

2012年7月31日  きょうされん理事  福井支部  具 谷 裕 司